
古いものの魅力は新品にはない“味”。お気に入りを探して、生活に取り入れてみませんか? 鶴岡市西新斎町にある「アンティーク コスモ」は、主に県内の骨董(こっとう)や古道具を扱うお店。昭和57年の創業以来、地元の古道具屋さんとして親しまれてきた。
店主の渡部秀一さんは、小さいころから家にあった古道具に触れて暮らすうち「古いもの」が自然に好きになったという。創業当時は市内で唯一のリサイクルショップでもあった。10数年前に古道具屋一本に切り替え、口コミや新聞などの媒体を使って探し、買い付けた商品は今では数え切れないほど。店内にぎゅうぎゅう詰めの商品のほかにも、スペースの関係で店に出せないでいるものがまだたくさんあるというから驚き。
店内には江戸時代から昭和に作られた骨董品、古タンス、古着物、古おもちゃ、古人形、古屏風(びょうぶ)などが所狭しと並ぶ。中には昭和初期の“電気を使わない”冷蔵庫など、今ではなかなかお目にかかることのできない「お宝」も。値段もさまざまで、宝探し感覚で楽しめる。
「古いものは捨てられてしまうが、息を吹きかけて生まれ変わらせてあげるのが自分の仕事」と渡部さん。「それを買った人が喜んでくれれば自分もうれしい。その橋渡し役でありたい」と話していた。
コスモでは金券も取り扱っている。「どこよりも高く買います」と渡部さん。また、押し入れや物置に骨董、古道具などが眠っている方はぜひコスモまでご一報を。
(2006年7月掲載)
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