
昨年8月に酒田市駅東二丁目にオープンした居酒屋「MAR(マル)」は、常時飲み物200種、料理100種という豊富なメニューをそろえ、若者を中心に人気を集めている。
店長の菅原春樹さん(27)は旧櫛引町出身。新潟で大学生活を送っているころから地元の元気のなさを感じ、26歳で帰郷した際に自分でお店を開くことを決意。大学卒業後に居酒屋で店長を務めた経験などを生かし、同世代をターゲットにした店を開くことにした。
豊富なメニューはすべて手作りが自慢。サラダや鉄板焼き、ピザ、パスタと並ぶメニューの中でも人気は、「ぷりぷりエビのマヨネーズ和え」(577円)や「パングラタン」(735円)、「ハニートースト」(630円)など。メニューの一部は季節ごとに入れ替えていて、この夏は食欲をそそるアジアンメニューを用意。いずれもピザは生地から作るなど、チェーン店とは違った手作りのおいしさが人気につながっている。
和の雰囲気を取り入れた店内は、お座敷とカウンターを合わせて34人を収容。深夜2時まで営業していることから、時間帯によって食事の夫婦から仕事帰りのサラリーマン、若者グループと客層はさまざま。週末は予約で混み合うという。
居酒屋経営で忙しい傍ら、店長の菅原さんは自己負担で地元のショップ情報などをまとめたフリーペーパー「創酒田」を発行するなど、まちづくり活動も積極的。菅原さんは「都会だけを向くのではなく、おもしろいことを自分たちでどんどん作っていって、街が元気になればいいと思う」と話していた。
(2006年7月掲載)
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