
県内では珍しい押し寿司専門店「湊(みなと)」(佐藤久美さん代表)が今月1日、鶴岡市井岡の国道345号沿いにオープン。地元をはじめ全国から旬のネタを仕入れ、季節の味を押し寿司にして届けるという新境地を目指す。
久美さんのご主人、義章さんの実家は県境の鼠ケ関地区で旅館を経営。3年ほど前から久美さん夫婦が中心となって旅館や地元の道の駅でマスの押し寿司を販売していたところ「おいしい」と好評だったことから、押し寿司の味をさらに多くの人に知ってもらおうと、旧鶴岡市内で今年秋から準備を進めてきた。
好評だったマス寿司に加え、脂ののったノルウェー産や業者から直接仕入れた長崎五島の旬サバを使った焼きサバや炙りしめサバなどをラインアップ。すし飯は地元産ササニシキを月山ろくの水で炊き、魚の余分な水分を出すための塩は岩塩を使うなど素材にもこだわっている。
さらに今月は季節商品として、地元漁師から手に入れるコダイを使った「小鯛の雀寿司」や、東北のトップブランドとなっている宮城産・金華サバのサバ寿司も用意。素材の良さを生かし、ひと手間かけたおいしさを提供している。
久美さんは「行楽のお供や家庭で楽しめる味として手軽に押し寿司を食べてもらえたら」と話している。値段は1本が600円~700円前後。当面は予約販売だが、旧市内は2,000円から配達もする。また、家庭で簡単に食べられる真空パック詰めの焼き魚や煮魚も扱う予定。
(2006年12月掲載)
|
![]() |
|||||||