
鶴岡市内を流れる内川に架かる開運橋たもとに昨年11月にオープンした「開運ばし 寿しの長三郎」。「開運丼」と名付けたランチタイムのちらし寿司バイキングが人気を呼んでいる。
温海温泉街で12年間にわたり親しまれてきた「寿しの長三郎」を営んできた今野健(たけし)さん(41)が、「もっと多くの人においしい魚を食べてもらいたい」と、昨年店を閉めた旧大和寿司の跡地へ移転する形で店を開いた。
珍しいバイキングスタイルの「開運丼」は、2階大広間に用意した屋台でちらし寿司の具を1回に限り自由に盛ってもらうもの。器はシャリの量に合わせて大(1,500円)、中(1,100円)、小(800円)の3つあり、具となる刺し身は常時15種ほどを用意。取材にうかがった日は甘エビやサーモン、イクラのほか、地物としてアジやヤリイカ、スズキ、さらにメダイの皮をあぶった「メダイのたたき」といった新鮮なネタがずらり。「好みの具を載せてオリジナル丼を楽しんでください」と今野さん。
盛り放題というだけで採算度外視なところ、お店ではしょうゆにもこだわりが。滋賀県の蔵元から取り寄せる熟成のしょうゆをベースに、羅臼産昆布や本みりん、貴腐ワインを混ぜ合わせたオリジナルの煮切りしょうゆを提供。刺し身の味を引き立てるまろやかさにうなずく方も多いという。
「おかげさまで多くの方に足を運んでもらい、やりがいを感じている」と話す今野さん。ランチ以外にも、カウンターで旬のネタを味わうのもおすすめ。今の時期は白子やキンメ、寒ブリなどをどうぞ。
(2007年2月掲載)
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