
鶴岡市みどり町の「成田だんご屋」はこの季節、かき氷がおすすめ。自家製無農薬のイチゴを使ったシロップやだんご屋ならではのあんに月山の天然水を使った口どけの良いフワフワの氷を載せるスタイルで、子どもからお年寄りまで幅広い世代に人気を呼んでいる。
店主の成田ヨスミさん(80)が1972年9月に、夫の故篤治さんの定年退職をきっかけに鶴岡市役所近くで始めた。その後、現在地に店を移転し、今は娘の佐藤美江さん(56)夫婦が店を切り盛りしている。
かき氷は定番のイチゴ、メロン、レモン(各280円)、宇治金時(500円)のほか、だんご屋ならではのあんを使用した「あん」(330円)や「あんミルク」(450円)など味は18種。美江さんは「かき氷が出る季節になると毎日食べにきてくれる常連さんもいます」と話す。
なかでもおすすめは「自家製無農薬のイチゴシロップ」(400円)。自宅の畑で栽培したイチゴをジャム風に手作りしたもの。以前は果肉をミキサーにかけていたが、イチゴ本来の食感を楽しんでもらおうと包丁で軽くたたく程度にしたという。お客さんには「イチゴ本来の甘さや酸味、食感を味わうことができておいしい」と評判。
店の奥に置かれている年季の入ったかき氷機は、店主のヨスミさんがかき氷を始めてから大事に使い続けている。美江さんは「これがないとサラサラのかき氷ができない必需品。長く使っているから愛着もあります」と笑顔を見せた。かき氷は9月いっぱいまで。
(2007年8月掲載)
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