
鳥海山のふもと、遊佐町にある「鳥海ドッグランド」。オーナーの渡部仁さん(55)が2006年9月、それまで勤めていた福祉関係の仕事を辞め、夢であったドッグランをオープンさせた。犬の障害物競走『アジリティー』のコースがあるフィールドのほかに、サブフィールド、ドッグスパ、ドッグホテルも完備している。
毎週日曜日には、山形県内や近県からも愛犬家たちが集う憩いの場ともなっている。飼い主とワンちゃんの一対一という感じではなく、それぞれのワンちゃんをみんなで見守り、可愛がっている雰囲気がほほ笑ましい。初めてのドッグランに慣れないワンちゃんでも、みんなで温かく接していくことで、誰にでも抱かれるようになるという。
「ドッグスポーツフィールド専用という感じではなく、初めてくるワンちゃんが、フィールドで飛んだり跳ねたりしながら遊ぶ中で、『アジリティー』の楽しさを自然に感じてもらえれば」と渡部さん。
ハウス内では軽食も。自家菜園の野菜やキノコなどを使った料理がテーブルに並ぶ。朝に来てひと遊び、ランチをしながら談話。そして夕方まで遊ぶ―というのんびりとした休日。ワンちゃん同士、飼い主同士、遊びながら話はつきることがない。
「犬が安心して遊べるので私たち飼い主もまた安心なんです」。毎週遊びに来るという利用者たちは口をそろえて言う。
春には桜、秋にはクリ拾いやキノコ狩り、冬には壮大な鳥海山をバックに雪中散歩など、四季折々の風景やイベントを楽しめる。フィールドは1500円、サブフィールドは500円で利用可。
(2008年8月掲載)
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