2015年(平成27年) 2月19日(木)付紙面より
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庄内町立立川中学校(石崎幸宏校長、生徒164人)で17日、修学旅行先での地元PR活動に備えた接客練習などが行われた。
同校2年生48人は総合学習「地域の人に学ぶ」のテーマで、狩川地区で働く人に直接インタビューするなどして地元に対する理解を深めてきた。学んだことの集大成として修学旅行先の東京・下町の商店街で米粉のかりんとうや漬物の特産品の販売、庄内の紹介などのPR活動を行い、庄内について広く知ってもらおうと今回初めて企画。先月から看板やチラシの制作などに取り組み、PR活動に備えてきた。
17日は、商店街で披露する「最上川舟唄」の合唱練習や、接客訓練などを行った。このうち接客訓練では、「いらっしゃいませ」の発声練習から始まり、「庄内の特産品です」「おいしいですよ」と元気に声を張っていた。教職員を客に見立てた練習も行われ、「つや姫が特産品なの? 特徴は何?」と質問されると戸惑いながらも丁寧に受け答えする生徒たちの姿も見られた。
阿部航大君(13)は「本番の東京でうまくできるかまだ心配。本番まで練習を積み、用意した特産品を全部売ってくることができるようにしたい」と話した。
修学旅行は24日から2泊3日の予定。PR活動は東京都墨田区の「キラキラ橘商店街」で1日目の24日午後から行われる。