荘内日報ニュース

2015年（平成27年） 10月18日（日）付紙面より

どんしゃんまつり「収穫の秋」満喫

　今年で32回目を迎えた酒田市の秋まつり「酒田どんしゃんまつり」が17日、同市中心商店街で開幕。18日までの2日間、家族連れや行楽客が「収穫の秋」を満喫する。

　秋の収穫に感謝するとともに、商売繁盛の願いを込め、中心市街地の各商店街、酒田観光物産協会などが実行委員会（会長・五十嵐亮市商店街連合会長）をつくり1984年から始めた。初日午前は中通り商店街、中町モールに露店が並び、旬の野菜や漬物、植木、飲食物、宮城県南三陸町産の海産物などを販売。自衛隊炊事車両によるカレーライスの試食、中町第1パーキングで行われた琢成小5年生による模擬商店街「思い出商店街」などには大勢の買い物客や行楽客が訪れた。

　18日は、恒例のフリーマーケットが大通り商店街で開催されるほか、中央公園では、韓国やフィリピンなどの料理を提供する国際屋台村なども行われ、同時開催として市下水道展、東北公益文科大学生らによる音楽イベント「酒田ミュージックフェスティバル」、県立産業技術短期大学校庄内校学生による販売もある。