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2019年(平成31年) 1月30日(水)付紙面より

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働きやすい職場づくり

 「多様な働き方セミナー」が28日、鶴岡市の荘銀タクト鶴岡小ホールで開かれ、企業の経営者や管理職、人事労務担当者らが講演や事例紹介を通じて、女性も男性も働きやすい職場づくりを学んだ。

 県庄内総合支庁子ども家庭支援課が主催し、約50人が参加した。第1部は、さと社会保険労務士事務所代表で県とハローワークによる「マザーズジョブサポート山形」のマザーズ・コンシェルジュを務める高橋聡子さんが「働きやすい職場づくりで、業績アップ!?多様で柔軟な働き方への改革を目指して」の演題で講演。労働人口が減少する中、国の働き方改革でどう変わるのか、女性や高齢者雇用の在り方、長時間労働の是正などについて法律を交えて解説した。

 このうち女性の雇用については、25―29歳をピークに正規職員の就業形態が減少し、非正規職員が増加する現状を紹介。出産や育児、介護における法制度、男女雇用機会均等法などの法律を説明した上で、フレックスタイム制度やテレワークの導入、短時間勤務など、家庭と仕事の両立を支援する柔軟な働き方の環境改善を進め、女性が正規職員として働き続けられる職場づくりの必要性を挙げた。高橋さんは「時間的制約がある女性に対しても高度な仕事を任せ、労働時間にとらわれずに正当に能力を評価することが求められる」と述べた。

 誰もが働きやすい職場づくりで業績アップしていくために、経営者には1固定概念にとらわれない2できない理由でなくできる方法を考える3新しいことに挑戦する―の3つを挙げ、意識改革の必要性を説いた。

 第2部では女性の活躍や仕事と家庭の両立支援に積極的に取り組み、県ワーク・ライフ・バランス優良企業知事表彰を受賞した山形航空電子(新庄市、2016年度)と社会福祉法人恵泉会(鶴岡市、17年度)の2事業所の事例紹介が行われた。

多様な働き方の職場づくりを解説する高橋さん
多様な働き方の職場づくりを解説する高橋さん



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