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2019年(令和1年) 12月6日(金)付紙面より

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学生が実習の手応え語る

 鶴岡工業高等専門学校(高橋幸司校長)の中期インターンシップ制度「CO―OP(コーオプ)教育」の成果発表会が4日、同校で行われた。今夏、県内企業12社で就業した学生29人が学びをポスター発表した。

 同制度は、教員と企業エンジニアらが共同で学生を教育するプロジェクトで同校では2012年度からスタート。校内での講義と、夏季、春季の長期休暇期間に提携企業での報酬有の就業が主な内容となっている。実践的な技術や開発力、コミュニケーション能力などの向上が期待できるほか、就職先の取捨選択が広がる効果も見込む。コーオプ教育実習先へ就職した実績もあるという。

 この日、学生たちは質疑応答合わせて約10分間、企業紹介から就業内容、学び、今後の抱負などをポスター発表した。受け入れ企業など関係者が来場し、「もしまた機会があったら次やってみたいことは」「どういう場面で社員の本気度を感じたか」などと積極的に学生たちの実習を通した手応えを聞いていた。

 同校電気・電子コース3年の村上翔生さん(18)は鶴岡市のOKIサーキットテクノロジーで銅メッキ膜の測定・評価などに取り組んだ。「社内の改善会議にも出席させてもらい、一分一秒の効率向上を真剣に話し合っているのが印象に残った。就業先の選択の幅が広がったと思う」。受け入れ2年目というトガシ技研の担当者は「インターンと違い、学びの場の提供という受け入れの難しさもあるが、ものづくりの精神や社風を感じてもらえるのは有意義。ぜひ実習生の就職にも結び付いてもらいたい」と話していた。

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