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2020年(令和2年) 8月11日(火)付紙面より

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“アマビエ”アートでにぎわい創出 プロ画家やデザイナー5人が疫病退散も願い

 鶴岡市の中心商店街で10日、「アマビエ・街中アート五人展」が始まった。新型コロナウイルスの影響で恒例の夏祭りなどが軒並み中止される中、プロの画家やデザイナーら5人に疫病退散の御利益があるといわれる妖怪「アマビエ」を描いてもらった看板を、沿道の5カ所に設置し、街のにぎわいを創出している。

 この展示は、鶴岡市商店街連合会(尾川勝則会長)とNPO法人公益のふるさと創り鶴岡(風間富士子理事長)が中心になって企画した。本来なら帰省や行楽客が大勢訪れ、夏祭りや各種イベントでにぎわうこの時期、少しでも商店街のにぎわいを創出する狙い。

 看板を設置したのは、1JR鶴岡駅前のマリカ東館前(末広町)2山王日枝神社前(山王町)3まちづくりスタジオ鶴岡Dada前(本町一丁目)4南銀座バス停(本町二丁目)5鶴園橋東の階段脇(同)―の5カ所。

 1―5の順に、グラフィックデザイナーの本木良弘さん、日本画家の田中望さん、洋画家の土井沙織さん、画家の佐藤真生さん、日本画家の金子富之さんがアマビエを描いた作品を、それぞれA0判(横84・1センチ、縦118・9センチ)の看板にして設置した。

 このうち田中さん、土井さん、金子さんの3人は東北芸術工科大の卒業生で、かつて山王通りで実施したアートイベントに参加した。本木さんは、ホームレスの人に雑誌販売の仕事を提供するビッグイシュー日本版の編集者、佐藤さんは酒田市出身で、国内外で活躍している。

 市商店街連合会の阿部等副会長は「逆境の中、コロナに負けず、少しでも街なかの活気づくりにつながれば」と企画に込めた思いを語った。展示は16日(日)まで。

鶴岡市の中心商店街にプロの画家らが描いた「アマビエ」作品を展示=マリカ東館前
鶴岡市の中心商店街にプロの画家らが描いた「アマビエ」作品を展示=マリカ東館前



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