2020年(令和2年) 8月11日(火)付紙面より
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酒田市の東北公益文科大学(神田直弥学長)で9日、オープンキャンパスが開かれ、県内外から訪れた高校生と保護者らが大学の雰囲気に触れた。
学生募集活動の一環として同大の研究内容や学生生活、入学試験などについて知ってもらおうと毎年開催。新型コロナウイルス感染症のため春季は規模を縮小して行い、本格的なものは先月に続き2回目。山形、米沢両市内から無料送迎バスを走らせ、岩手県を除く東北5県から高校生と保護者の計約170人が参加した。
参加生徒らは希望するコースの担当教官から模擬講義を受けた他、職員が入試や就職などの支援、充実している留学・奨学金などに関して広く紹介。職員・学生の案内でキャンパスやドミトリー(学生研修寮)を巡る見学ツアー、カフェテリアでのランチ、学生とのフリートークなどで大学生活の一端に触れた。
山形市から参加した県立高校2年の男子生徒(17)は「第一志望が公益大。早めに大学について知りたいと思い参加した。思っていた通りの雰囲気で、あらためて入りたいと思った」と話した。
公益大のオープンキャンパスは9月27日(日)にも行われる。時間は午前10時から午後3時ごろまで。問い合わせは公益大入試事務室=電0234(41)1118=へ。