2021年(令和3年) 4月24日(土)付紙面より
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庄内観光コンベンション協会(会長・皆川治鶴岡市長、事務局・県庄内総合支庁観光振興室)は、今月から始まった大型観光キャンペーン「東北デスティネーションキャンペーン(DC)」に合わせ、庄内エリアガイドブック「山形・庄内に出会う旅。」を発刊した。
DCは、JRグループが対象地域の自治体や観光関連団体と連携し送客を図る全国最大規模の観光キャンペーン。今回は4月1日―9月30日の半年間、初めて東北6県を対象エリアに設定。スマホ一つで列車や二次交通、観光施設の予約や決済ができるサービス「TOHOKU Maas(マース)」などの新しい試みを含め、多彩な企画が展開されている。
庄内エリアガイドブックは、巻頭で「丑歳御縁年」の出羽三山や舞娘(まいこ)茶屋相馬樓/竹久夢二美術館(酒田市)などを取り上げたほか、見どころ(丸池様、山居倉庫、加茂水族館など)、自然(鳥海山、六十里越街道、飛島)、名湯(各地の温泉や入浴施設)、文化(3つの日本遺産、庄内三十三観音霊場)、味覚(岩ガキやラーメン、フルーツ)などテーマ別にお薦めを紹介した。巻末には二次交通(バス、観光タクシーなど)、庄内エリアマップも掲載している。
コロナ禍における観光振興について、事務局では「当面は県内での行き来を重点的にPRしたい」としている。
B5判、24ページ。4万部を発行し、庄内地方を中心にJR主要駅や宿泊、観光施設、道の駅など、県内413カ所、県外33カ所の計446カ所に置いている。