2021年(令和3年) 4月30日(金)付紙面より
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酒田市の庄内空港は1991年、全日本空輸(ANA)の就航によって供用が始まり今秋、30周年の節目を迎える。これを記念し庄内空港ビル(同市、山下高明社長)など3社は、国内の名産品・グルメを取りそろえた月替わりの物産展「おいしい翼のマルシェ2021」を年間を通し空港ビル1階で実施。第1弾として29日、「東京展」が開幕し早速、旅行気分を味わおうという市民が訪れ、品定めする姿が見られた。
庄内空港ビル、ANAあきんど(旧ANAセールス、東京都中央区、高橋誠一社長)、空港内ギフトショップを運営するANA FESTA(東京都大田区、鈴木裕二社長)が地元の人たちに感謝の気持ちを伝えるとともに、コロナ禍で外出もままならない状況下、空港で少しでも旅行気分を味わってもらおうと企画した。
奇数月が全国各地の名産品を集めた地域物産展。東京を皮切りに沖縄(7月)、北海道(9月)、九州(11月)、西日本(来年1月)を予定。偶数月は全国のグルメを紹介する「全国の〇〇大集合」で、カレーライス(6月)、ラーメン(10月)などラインアップ。
「東京展」では、空港ビル1階の特設会場に銘菓を中心に30種余がずらりと並び、訪れた人たちは品定めをしながら買い求めていた。マルシェ店長を務める伊藤真由美ANA FESTA庄内店長は「旅行に行きたくても行けない状況が続く中、『ご当地物』で行った気分を味わってほしい」と話した。「東京展」は5月5日(水)まで。