2021年(令和3年) 6月6日(日)付紙面より
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鶴岡市櫛引地域の観光果樹園の場所や営業時間などを行楽客に伝える「くしびき観光果樹園紹介所」の開所式が4日、同市西荒屋の産直あぐりで行われた。
櫛引地域にはサクランボ、ブドウ、リンゴ、ナシを栽培している観光果樹園が11園あり、今年はこのうち3園が開園する。例年、6月上旬のサクランボ狩りからスタート。10月中旬までブドウとリンゴ狩りが楽しめる。紹介所は産直あぐり内にある。
開所式には、紹介所を運営する櫛引観光協会の関係者らが参加。あぐりに訪れた買い物客に試食用のサクランボを振る舞い、もぎ取りシーズンが訪れたことをアピールした。
西片屋の「平藤隆農園」(平藤和喜さん経営)では、櫛引南部保育園の園児24人を招いたサクランボのもぎ取りがあり、園児たちは真っ赤に色づいた「紅さやか」をおいしそうに頬張っていた。同農園の平藤雅子さんは「今年は日照不足と低温でサクランボの色づきが少し遅れ気味。佐藤錦の収穫は今月20日ごろになりそう」と話していた。開園する3園は次の通り。
▽鈴木さくらんぼ園=電080(6649)4715▽平藤隆農園=電090(2369)5607▽佐久間利兵衛観光農園=電090(5182)5817