2021年(令和3年) 7月20日(火)付紙面より
ツイート
鶴岡地区歯科医師会(毛呂光一会長)の歯科医師が18日、鶴岡市立荘内病院でコロナワクチン接種の実地研修を行った。
普段は歯の治療で注射器を使用しているが、コロナワクチンそのものの取り扱いや注意点を確認し、集団接種の際、すみやかに対応できるよう実施した。
この日は同会に加盟する歯科医師24人が参加。荘内病院の看護師を講師にワクチン接種の座学を受けた後、ダミー人形を使って参加者一人ずつ接種の仕方を確かめた。
ワクチンのバイアル(容器)や注射器は、ほぼ同じものを使用。看護師から「薬液を0・3ミリリットル採取し、エアは抜き取って」「注射を受ける人の緊張を和らげることが大切」「接種後、腕や指先にしびれはないか、必ず声掛けをして下さい」などの注意点を受けていた。
毛呂会長は「集団接種の時、(行政から)要請があれば歯科医師会として、すぐ対応できるようにしたい。一日も早いコロナの収束を願い、地域住民の役に立てれば」と話していた。