2022年(令和4年) 12月16日(金)付紙面より
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鶴岡タウンマネージメント機構(TMO)が主催する中心市街地商店街ディスプレーコンテストの表彰式が14日、鶴岡商工会議所会館で行われ、総合評価最優秀賞のエルム(本町一丁目、松田修一社長)をはじめ、各受賞者に賞状が贈られた。エルムは今回2年連続の受賞となった。
店頭ディスプレーを通して各店の魅力を発信し、多くの市民に商店街を楽しんでもらおうと、クリスマス商戦に合わせて毎年実施している。今回は43店舗が参加した。
審査は今月5、6日の両日行われ、審査員に選ばれた市民5人(40―50代女性)が13商店街を歩いてディスプレーされた店舗を審査。インパクト、季節感、楽しさ、商品訴求力、ストーリーの5部門で評価した。このほか本年度から初の試みとして、ホームページの新鮮さや季節感などを評価する「ネット店舗特別賞」も選んだ。
総合評価で最優秀賞に選ばれたエルムは、羽毛のような白い繊維で雪を表現し、ツリーとトナカイ、プレゼントを乗せた木ぞりでクリスマスを表現した。「思わずお店の中に引き込まれそう」「年の瀬を感じさせる演出が素敵」「サンタのそりにギフトが乗っているのが面白い」などと評価された。
表彰式では鶴岡商工会議所の高橋健彦専務理事が各受賞者に表彰状を贈った。総合評価最優秀と4つの部門別最優秀を受賞したエルムの松田社長は「昨年に負けない飾り付けにしようとみんなでアイデアを出し合い、夢があって楽しい物語風なディスプレーに仕上げた。今回の受賞を励みに町を明るくして、鶴岡を元気にしたい」と話していた。
最優秀賞以外の総合評価5位までと、各部門の最優秀賞は次の通り。
◇総合評価=2ファンシーフラワー(日吉町)3長南牛肉店(同)4キレイ叶うLuminousMy夢(本町一丁目)5エムロード(山王町)
◇部門別評価▽インパクト=ファンシーフラワー▽季節感=エルム▽楽しさ=エルム▽商品訴求力=エルム▽ストーリー=エルム
◇ネット店舗特別賞=長南牛肉店、ほんま本長商店(末広町)