2024年(令和6年) 5月1日(水)付紙面より
ツイート
天神祭を前に30日、鶴岡市役所屋上で「化けもの」がかぶる編み笠の天日干しが行われた。
この日は市職員が600個の編み笠を屋上に並べた。観光物産課の担当職員は「天日干しをすると、そろそろ天神祭が近づいてきたことを実感する。今年は酒の振る舞いが復活するので、多くの市民に『化けもの』姿になって祭りに繰り出し、盛り上げてもらえれば」と話した。
い草で作られた編み笠は大人用から子ども用まで大中小合わせて1000個ある。23日(400個)に続いてこの日が2回目の天日干しとなった。
市は編み笠を含む「化けもの衣装一式」(長じゅばん、腰ひも、帯、手拭い)を無料で貸し出す。申し込み期間は5月10日まで。衣装一式は13日から祭り前日の24日まで市役所4階会議室で手渡す。
今年の天神祭はコロナ禍で見合わせていた「化けもの」の酒の振る舞いを再開する。航空自衛隊・ブルーインパルスの展示飛行も市内上空で行われる。午後2時にスタートするパレードには42団体総勢1872人が参加する。