2024年(令和6年) 5月4日(土)付紙面より
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三川町のいろり火の里周辺で3日、恒例の「菜の花まつり」が行われた。雨天だった昨年と一転して今年は青空が広がり、連休後半を楽しむ家族連れで会場はにぎわった。
町の花・菜の花をPRしようと実行委員会が毎年この時期に開催しており今年で39回目。「なの花温泉田田」東側に広がる菜の花畑では午前10時半ごろから「菜の花むすめ」をモデルに撮影会が行われた。
今年選ばれた3人に昨年の菜の花むすめ3人も加わり、計6人がかすりの着物に身を包み笑顔を振りまいた。アマチュアカメラマンらが「こっち向いて」「全員でジャンプして」などとポーズを指定しながら熱心にシャッターを切っていた。
毎年会場を訪れているという酒田市の90代男性は「昨年は菜の花畑で撮れなかったから2年分撮影したい。モデルは皆とてもかわいらしい」と笑顔。今年の菜の花むすめに選ばれた今野愛果さん(21)=鶴岡市、団体職員=は「最初は緊張したけど、カメラマンの皆さんがとても面白くて楽しかった」と話していた。
また、子ども用のかすりの着物も貸し出され親子連れが記念撮影を楽しんだ。