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2024年(令和6年) 5月12日(日)付紙面より

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地域特産「平田赤ねぎ」定植 南平田小4年生が学校菜園で体験

 酒田市の南平田小学校(木村克範校長)4年生32人が10日、地域特産の「平田赤ねぎ」の定植を学校菜園で体験した。

 同校では、山形大学農学部の「やまがた在来作物マイスター」に認定され、県内外の青少年に農業体験の機会を提供している冨樫文雄さん(82)=同市砂越、農業=の協力で2006年から毎年、4年生の総合学習として平田赤ねぎの定植に取り組んでいる。より多くの人に平田赤ねぎのおいしさを知ってもらおうと、2018年からは収穫後、児童自ら売り子になって市役所内で販売している。

 この日は青空の下、冨樫さんから「赤ねぎは他のネギと違い、畝を立てず土に埋めても成長する特徴がある」「土に埋まった部分が赤くなるので、深さ10センチほどの穴に、苗の根が底に付くように植えて」などの指導を受けた後、児童たちは地元農家の人たちからも教わりながら、長さ約30センチの赤ねぎの苗を次々に植えていた。

 伊藤沙也加さん(9)と後藤陽凪(ひな)さん(9)は「赤ねぎを植えたのは初めて。食べたこともないので育つのが楽しみ。みそ汁にして食べてみたい」と話した。

 冨樫さんは「作物は人が気にかけないとうまく育たない。毎日、少しでいいから畑を見に来て雑草を取ってあげたり、見守ることを約束して」と児童らに呼び掛けた。冨樫さんは地域の農産物を誇りにしてほしいと毎年、観察や収穫などの活動終了後、児童らに「子ども赤ねぎ大使」の認定証を送っている。

地域特産の平田赤ねぎの苗を植える南平田小の児童たち
地域特産の平田赤ねぎの苗を植える南平田小の児童たち



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