2024年(令和6年) 5月22日(水)付紙面より
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全日本空輸(ANA)は21日、庄内地域の3病院に入院患者の早期回復を願うとともに医療関係者への感謝を示そうと、「幸せ」が花言葉のスズランを贈った。
社会貢献事業として1956年からANAが行っているもの。庄内空港では約30年前から地域の医療機関に毎年贈呈している。今回は鶴岡市立荘内病院、酒田市の日本海総合病院、庄内町の庄内余目病院にそれぞれ北海道千歳市で育てられたスズランなどが贈られた。
贈呈式ではANAグランドスタッフの阿部日菜子さん(24)が「スズランの花は強い生命力を持っており、厳しい自然を乗り越えて北海道の大地に咲いている。スズランの花言葉のように患者の皆さんが一日も早く元気になるよう願っている。医療の最前線で活躍する医療関係者にも感謝します」とあいさつ。3病院の看護師にスズランの切り花各30本、香り付きオリジナルしおり各100枚を手渡した。荘内病院の大場明日香さん(22)と高橋那奈さん(21)は「きれいなスズランを頂き、とてもうれしい。患者さんやスタッフに見てもらいたい」「患者さんの一番近くにいるので、幸せを届けられるよう仕事に頑張りたい」とそれぞれ話していた。