2024年(令和6年) 7月9日(火)付紙面より
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鶴岡「小さな親切」の会(会長・松田正彦荘内銀行頭取)の鶴岡クリーン大作戦が7日早朝、鶴岡市の鶴岡公園と周辺で行われた。
全国組織の小さな親切の会が各地で一斉に展開している「日本列島クリーン大作戦」の一環で、約40年続いており、今回は会員事業所などから約430人が参加。開会式で松田会長は「鶴岡のシンボルでもある公園と周辺をきれいにして、市民や観光客が気持ち良く過ごせるよう、皆さんの協力をお願いします」と主催者あいさつ。来賓あいさつで、皆川治市長が協力への感謝を伝えた。
クリーン大作戦は活動エリアごとに7つの班に分かれて、午前6時から約1時間行われ、子どもたちも協力して公園内などの園路や植え込みの除草、ごみ拾いなどの清掃活動を繰り広げ、環境美化に汗を流していた。
「県民河川・海岸愛護デー」の7日、庄内の河川敷や庄内浜で市民ボランティアによるクリーン作戦が行われた。参加した人たちは護岸の雑草を刈り取ったり砂浜に打ち上げられたごみを拾い集め、地域の美化活動を進めた。
この日の早朝、鶴岡市羽黒町の黒瀬川には誠朋建設(鶴岡市伊勢原町)の上野岩雄社長(74)をはじめ全社員37人が集合。約500メートル区間の左岸と右岸に分かれて大人の背丈以上に伸びた雑草を草刈り機で刈り取った。護岸の道路に散った雑草は機械の風圧で吹き飛ばした。
上野社長は「黒瀬川の護岸工事を請け負ったことをきっかけに毎年7月の県民河川愛護デーに合わせて作業をしている。今後も社の恒例行事として地域の環境美化に貢献する社会奉仕を続けていきたい」と話した。
次回(年2回)の「県民河川・海岸愛護デー」は9月8日(日)。県内各地でNPO法人らが一般市民に参加を呼び掛けたクリーン作戦を繰り広げる。