2024年(令和6年) 7月10日(水)付紙面より
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遊佐町吹浦の西浜キャンプ場、コテージ村などを運営する町総合交流促進施設(同町菅里、社長・池田与四也副町長)が、ネコのマック村長=雄、推定16歳=の就任1周年を記念し、募集したペット写真。寄せられた30点余から「マック賞」などの賞が選ばれ7日、西浜コテージ村管理棟で記念品の贈呈が行われた。
マック村長は14年ほど前にコテージ村周辺にすみ着いた元野良猫。穏やかな性格で人にも慣れていたことから同社で保護し、スタッフの一員として地元住民やキャンプ場利用者などに長年愛され続け、昨年4月にコテージ村の村長に抜てきされた。
同社がペット写真を募集したところ、県内一円から約35点が集まり、▽マック賞(1点)▽ナイスショット賞(2点)▽癒され賞(3点)―の計6点を選出。この日は「癒され賞」に選ばれた遊佐町菅里の栄田麻衣子さん(39)家族がコテージ村管理棟を訪れ、マック村長も見守る中、審査員を務めたNPO法人庄内アニマルクラブの佐藤あゆみ代表がネコグッズが入った記念品を手渡した。
栄田さんの写真は愛猫のマメくん(7)が眠そうにあくびをする瞬間をとらえた1枚。栄田さんは「マメのかわいい姿を見てもらえてうれしい。癒やされる姿を、多くの人に見てもらえたら」と話した。
遠方在住の受賞者には後日記念品を送付するという。集まった写真は8月末までコテージ村管理棟で展示し、後日、町内の各施設にも飾る予定。