2024年(令和6年) 7月11日(木)付紙面より
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就職希望の高校3年生を対象にした鶴岡地区雇用対策協議会(会長・佐藤祐司鶴岡信用金庫理事長)の「高校生就職祭り」が9日、鶴岡市の東京第一ホテル鶴岡で開かれた。鶴岡工業、鶴岡中央、庄内農業、鶴岡東の4校合わせて117人が参加。地元企業34社の人事担当者から仕事内容について説明を受けた。
就職希望の3年生と地元企業のマッチングを図ろうと毎年企画している。今年のタイトルは「~聞いてみよう!企業の声⇔学生の声~」。来春、高校生の採用を予定している建設業、金融業、福祉、サービス業、設備、不動産業など各分野の企業がそれぞれブースを設け会社説明のほかに福利厚生面をアピールした。中には時代に合わせて「看護休暇」と「介護休暇」を設けている事業所も。生徒は4社ずつ回って地元企業について理解を深めた。人事担当者は「少子化が顕著になる中、若い人材はぜひほしい」と話した。
マッチングの前に地元企業に就職した4人の若手と中堅社員が、働く中で苦労したことや感動したこと、働く意義について体験談を高校生に伝えた。