2024年(令和6年) 7月23日(火)付紙面より
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鶴岡市白山のJA鶴岡中央支所駐車場の特設テントで22日、「大泉だだちゃ豆直売所」がオープンした。待ちかねたファンが早速訪れ、朝採りの鮮度抜群の枝豆を買い求めていた。
直売所は生産者の女性たちによる大泉枝豆直売グループ(蛸井妙子会長、会員16人)が1980年から毎年開設している。同グループによると、本年産は昨夏の高温の影響で種の発芽が悪く、苗の確保に苦労したが、これまでのところはさやのつきが良好で豊作基調。初日は早生品種「小真木だだちゃ」の枝付き1キロ束、枝無し1袋600グラム入りが並び、午前8時半開店前には10人ほどが並んだ。
一番乗りで午前7時ごろに並んだ酒田市若宮町一丁目の川崎修さん(72)は「毎年初日に来ている。晩酌が楽しみ」と話し、枝付き5束を購入。蛸井会長(74)は「大泉のおいしいだだちゃ豆をたくさん食べてほしい」と笑顔で話していた。
直売所は8月末ごろまで毎日午前8時半―正午に営業。今後「早生甘露」「甘露」「早生白山」と続き、メインの「白山」は8月18日ごろから並ぶ。価格はいずれも850円(税込み)。問い合わせは大泉だだちゃ豆直売所=電0235(29)7865=へ。