2024年(令和6年) 8月2日(金)付紙面より
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児童たちが電話オペレーターの仕事を体験する「オフィスでお仕事体験 オペレーター」が31日、酒田市のプレステージ・インターナショナル山形BPOパーク(玉上進一社長)で行われ、電話応対やビジネスマナーを学んだ。
国立青少年教育振興機構が展開している「子ども夢基金助成活動」の一環として、松若中央学院(同市若竹町一丁目、板垣聖子学院長)が児童たちから幅広く職業への関心を持ってもらい、社会生活の意欲向上を図ろうと、同社の協力で企画した。
この日は市内の小学1―5年生計13人が参加。初めに同社で館内見学などを行った後、児童たちはビジネスマナーを研修。正しい電話応対のポイントなどを学んだ。
その後、児童たちは「ドライブ中、車がパンクしてしまったお客さまからの電話」を想定した応対に挑戦。お客さん役とオペレーター役に分かれ、実際に練習用電話機やヘッドセットを使い「おけがはありませんか」「分からないことはございませんでしたか」など丁寧な言葉遣いを意識して応対を行っていた。
参加児童の一人、琢成小4年の佐藤桂子さん(10)は「楽しかったけど、長い文章を話すのはかみそうで緊張した。困っている知らない人と話すのは大変だけど、楽しそうな仕事に感じた」と話した。