2024年(令和6年) 11月1日(金)付紙面より
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「ハロウィン仮装パレード」が31日、鶴岡駅前通りで行われた。鶴岡市内の保育園児や保育士ら合わせて約400人が参加。アニメキャラクターに「変身」した子どもたちがかわいらしく目抜き通りを練り歩いた。
秋の収穫に感謝する10月31日の「ハロウィン」はアイルランドやイギリスが発祥の地といわれている。魔女やモンスターに扮(ふん)した子どもたちが「トリック・オア・トリート(お菓子をくれなきゃ、いたずらしちゃうぞ)」と家々を回ってお菓子をねだる風習がある。
鶴岡の仮装パレードは今年で11回目。鶴岡駅前商店街振興組合が子どもたちの笑顔で商店街を盛り上げようと始めた。今年も▽大宝幼稚園▽東部保育園▽みどり幼稚園▽松原保育園(あおば学園)▽道形保育園▽ちわら菜の花こども園▽常念寺幼稚園―の子どもたちが思い思いに仮装。荘内銀行北支店やファンシーフラワーなど加盟17店の店先で「トリック・オア・トリート」と子どもたちが合言葉を掛け合い、お菓子をもらって笑顔を見せた。
振興組合の専務でハロウィン事業部の大高俊則部長(青森屋代表取締役)は「年々、衣装に工夫を凝らした子どもたちや保護者の方が多く見受けられるようになってきた。年に1度の仮装パレードで駅前商店街を華やかに盛り上げたい」と話した。