2025年(令和7年) 1月14日(火)付紙面より
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鶴岡地区柔道連盟(佐藤正明会長)主催の鏡開きが12日、鶴岡市朝暘武道館で行われた。子どもから大人までが稽古に参加し、今年の目標達成に向けて汗を流した。
小学校低学年から一般まで約70人が参加。初めに佐藤会長が、柔道の総本山・講道館の上村春樹館長が今年の年頭訓示で引用した同館創始者の嘉納治五郎師の言葉「勤是楽」(つとむる・これ・たのし)を紹介するとともに、「人は楽しい遊びに傾倒しがち。一方で勉学、仕事はきつく切ないが、達成感は気高く非常に楽しいものだ。今年、皆さんが臨む稽古も達成感を得られるものであってほしい」とあいさつした。
続いて昨春開校した致道館高校柔道部の穴澤和仁さん(2年・初段)と森宥心さん(1年・同)が「取(とり)」と「受(うけ)」に分かれ、投げの形を披露。稽古では参加者たちが投げるこつを指導者から聞きながら乱取りなどに汗を流した。
稽古に参加した福島彩世さん(13)=鶴岡四中柔道部=は「今年の目標は初段合格と、県大会での上位進出」と話していた。