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海坂藩旅歩き

藤沢周平記念館 09年完成目指し起工式

「藤沢周平記念館」(仮称)の外観イメージ図

鶴岡公園内に整備する「藤沢周平記念館」(仮称)建設工事の起工式が14日、建設現場で行われ、関係者が工事の安全と無事完成を祈願しました。同館は2009年6月の完成を目指しています。

記念館は、藤沢周平氏の業績と貴重な文学資料を後世に伝えることを主眼に置くとともに、「藤沢文学」の源である鶴岡・庄内の文化・風土の中で、藤沢文学と風土性を探求する拠点施設です。

周辺環境と庄内の風土に配慮した建築設計で、藤沢文学の本質に触れる豊かで充実した空間構成、同公園内に静かにたたずむ、品格ある施設が想定されています。

基本設計によると、記念館は公園内の市郷土資料館跡地に建設。敷地面積は約1720平方メートル、鉄筋コンクリート・鉄骨造り2階建てで延べ床面積は約928平方メートル。展示室と収蔵庫のほか、事務室、展示準備室、サロンなどを備えています。 1階の展示室と2階の収蔵庫については遺品・原稿、創作資料など貴重な資料の保存を重視しています。

安全祈願祭と竣工式には、市や工事関係者約40人が出席。富塚陽一市長、遺族代表の遠藤正氏らが鍬入れ、玉ぐしをささげるなどして工事の安全を祈願しました。富塚市長は「全国から訪れるファンが藤沢先生の深い人間愛に触れられる施設となります。開館を心待ちにしたい」などとあいさつしました。

サイト掲載日/2008年04月22日
海坂かわら版
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