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X線検査が多すぎませんか?

協力・鶴岡地区歯科医師会
 
イラスト

X線検査が多すぎませんか?

歯医者さんに行くとX線撮影をよくされますが、関係ないと思われる部分を撮ったり、数ヶ月もするとまた何枚か撮られています。そんなに何回も必要なのでしょうか? (51歳 女性)

 
患者様のお口の状態を把握するために様々な検査を行います

X線を何回か当てられて不安に思われたのでしょうか?決して必要以上に撮影することはありません。また、それに伴う被爆量については、自然に受ける放射線と比較してもはるかに少ない量ですので心配はいりません。

 
中でもX線検査は、見ただけではわからない現状を教えてくれる大変重要な検査なのです。
 
患者様のお口の状態を把握するために様々な検査を行います 例えば、

I.ムシ歯の進行具合を確認しています。

 

II.歯の根の付近の状態を確認しています。

神経を取った場合、処置前・処置中・処置後と最低でも3枚は必要となります。また、数カ月後に処置が適切に行われたか、根の先の病巣を確認しています。

写真
 

III.歯と歯の間の状態の確認をしています。

 

IV.歯を支えている骨の状態を確認しています。

歯周病は骨が溶けていく病気です。歯ぐきに覆われているために見えないので、歯周病が進行しているかどうかもわかりません。そのため、半年もしくは一年ごとに確認のため数枚撮影しています。

写真
 

V.歯を抜く時に歯の状態を確認しています。

 

VI.Ⅵ.矯正やインプラントする場合にも必要です。

(「敬天愛人」 2009年04月号より)

 
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