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健康料理レシピ集「美食同元」19「たけのこご飯」

たけのこご飯の写真

今月は温海支部の皆さんにご協力いただきます。山の幸を使ったレシピや郷土料理も登場。ぜひ作ってみてください。

今回はたけのこご飯です。この時期は食卓に上る回数も多くなるのではないでしょうか。

孟宗(もうそう)が栄養面から見ても魅力的であるということは、先月お話しした通りです。

温海地域の早田(わさだ)地区は、湯田川に負けず劣らず孟宗の名産地。柔らかくえぐみが少ないとされていますが、同地区では昔から、おいしさの秘けつは土中に蓄えられた海からの塩分にあると言われているそうです。

たけのこご飯は、材料や調味料を全部加えて炊飯器で炊き込む方法もありますが、ヘルスメイトさんは事前に具に味付けした方が「味がしみておいしい」と話していました。各家庭それぞれの作り方や味付けがあるでしょうから、お好みでどうぞ。

おいしくできたたけのこご飯は、それだけでごちそうです。ゆでたものなら水に浸した状態で冷凍することも可能。旬がすぎて、ふと「あの味」が恋しくなったときに作るのもいいかもしれません。

(協力:鶴岡市食生活改善推進協議会温海支部)

材料(4人分)

米3合、ゆでたたけのこ200g、鶏肉60g、薄揚げ1枚、だし汁1カップ、砂糖大さじ2、みりん小さじ1、しょうゆ大さじ1、酒大さじ2、塩小さじ2、キヌサヤ8枚

作り方

  1. 米は炊く1時間前に洗ってざるにあげておく。
  2. ゆでたたけのこは食べやすい大きさ、鶏肉は5ミリに切る。鍋にだし汁と砂糖、みりんを加え、たけのこと鶏肉を煮る。冷めたら汁と具を分けておく。
  3. 薄揚げは熱湯にくぐし、油を抜きせん切りにする。キヌサヤはすじをとり塩を入れた熱湯でさっとゆでておく。
  4. 炊飯器に米、煮汁と薄揚げ、水、酒、しょうゆを加えて炊く。炊き上がったらすぐに2の具をのせ15分ほど蒸らす。
 

1人分の栄養価

エネルギー 175kcal
たんぱく質 6.1g
脂質 1.6g
塩分 2.1g
調理風景の写真
孟宗は食べやすい大きさに切ります。旬もそろそろ終盤です
2008年6月10日 up
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