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健康料理レシピ集「美食同元」25「ゴマ入り水ようかん」

ゴマ入り水ようかんの写真

つるっとして口当たりの良い食べ物がおいしい季節になりました。「これでもかというほどゴマを加えるのがみそ」(ヘルスメイトさん)の水ようかんを紹介します。

ゴマがカルシウムを豊富に含んでいることは、皆さんご存じの通り。いりゴマとすりゴマでは、いりゴマ状態の方が栄養吸収率が悪いので、料理に使う際はすりゴマ状態にするのがおすすめです。

市販のすりゴマを使ってもいいのですが、「自分ですった方が香りがいい」とヘルスメイトさん。すり鉢を使うことでゴマの油分とタンパク質が溶け合ってうまみも出るのです。ごまの舌触りが残るのも手作りの良さ、逆にそれがおいしさを引き出してくれます。

ようかんを固めるときは寒天をよく使いますが、今回はゼラチンも併用しました。洋風のおかしに使われることの多いゼラチンは柔らかく、口溶けよく固まります。併用したことで固すぎずほろっとした、ゴマたっぷりなのにしつこくない食感に仕上がりました。冷たいうちにどうぞ。

(協力:食生活改善推進協議会鶴岡支部)

材料(12人分)

A(粉ゼラチン5g、水大さじ2)、B(白いろゴマ80g、黒いりゴマ大さじ1)、C(粉寒天4g、水400ml、砂糖50g、塩小さじ1/4)

作り方

  1. Aの粉ゼラチンを分量の水でふやかす。
  2. Bのゴマを合わせ、すり鉢でよくすっておく。
  3. Cの分量の水に粉寒天を入れてよく混ぜ、火にかけて煮溶かす。砂糖、塩を入れてさらに煮て、火を止める。荒熱がとれたら1を加える。
  4. 3に2を加え、底に水をあてながらとろみがつくまで混ぜ、流し箱に入れて、冷蔵庫で冷やし固める。
 

1人分の栄養価

エネルギー 77kcal
たんぱく質 1.9g
脂質 4.0g
カルシウム 88mg
調理風景の写真
すり鉢でするとうまみ、香りがアップします。
2008年7月22日 up
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