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健康料理レシピ集「美食同元」18「たっぷり野菜のうま煮」

たっぷり野菜のうま煮の写真

今回はカロリー控えめでたんぱく質の多い鶏胸肉を使った、野菜たっぷりの煮物を紹介します。

「畑のお肉」とも言われる青マメは、たんぱく質と脂質が多く含まれ栄養満点。これはインゲンやエンドウなどほかのマメと比べてみても特殊です。成分の一つ、レシチンは脳の働きを高め、集中力がアップするほか、脳の老化を防ぐ効果もあると言われています。

ゴボウ、コンニャクは食物繊維が豊富で、おなかを“掃除”してくれます。味がしみにくいコンニャクですが、味がないとおいしくありません。菜ばしでプツプツと穴を開けてからちぎると、でこぼこして表面積が大きくなるので、味がしみ込みやすくなります。

野菜や鶏肉をいためてコクを出し、煮込むことでさらにうまみを引き出します。鶏肉に塩、こしょうをして下味をつけておくこともポイントです。

「煮物は鍋で」というイメージがありますが、たくさん作るときにはフライパンを使っても。底が広くて大きいので、材料に火が通りやすいのです。

(協力:鶴岡市食生活改善推進協議会櫛引支部)

材料(4人分)

鶏むね肉150g、ゴボウ100g、板コンニャク150g、ニンジン100g、生しいたけ2枚、乾青マメ1カップ(一晩水で戻す)、A(砂糖大さじ1、酒大さじ2、みりん大さじ2、しょうゆ30cc、水1カップ)、昆布10cm、サラダ油小さじ2

作り方

  1. 鶏肉はそぎ切りにして塩、こしょうする。ゴボウ、ニンジンは斜め切りにし、ゴボウはあく抜きをする。コンニャクは菜ばしで穴を開け、ちぎって下ゆでする。シイタケは4等分に切る。
  2. 鍋を熱し、サラダ油を入れ鶏肉をいためる。
  3. ゴボウ、ニンジン、シイタケを入れてさらにいためる。
  4. 全体に油が回ったら青マメ、コンニャク、昆布(キッチンばさみで切りながら)を加え、調味料Aを入れて落としぶたをして、10分くらい中火で煮る。
  5. 最後に味を調えて出来上がり。
 

1人分の栄養価

エネルギー 158kcal
たんぱく質 13.0g
脂質 2.8g
塩分 3g
調理風景の写真
昆布はキッチンばさみで切って、そのまま加えます
2008年5月27日 up
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