カボチャは夏に収穫されますが、時間を置くことで甘みが増すので、秋から冬にかけておいしくなります。
「冬至に食べると健康で長生きできる」と昔から冬至カボチャが食べられてきたように、栄養価が高い野菜です。皮やワタに多いカロテンは粘膜や皮膚の抵抗力を高め、心筋梗塞(こうそく)などの原因となるコレステロールを減らす効果があります。
さらに、風邪予防に良いとされるA、疲労回復に効果的なB1、皮膚や髪、つめの発育を助けるB2、美肌効果があるCなどビタミン類が豊富。ビタミンは人間の体に必要不可欠ですが体内で作ることができません。さまざまなビタミンが含まれるカボチャはぜひ食べたい野菜です。
カボチャの甘みもあるので、砂糖の量はお好みで調節を。牛乳で煮るので、強火にかけっ放しにすると膜が張ってしまいます。弱火でコトコト、時々かき混ぜることがポイントです。
熱々でも、冷めてからでもおいしく食べられます。小さなお子さんにもお薦めの優しい甘さです。
カボチャ240g、バター5g、牛乳1カップ、砂糖大さじ1/2
エネルギー | 102 | kcal | |
たんぱく質 | 2.7 | g | |
脂質 | 3.0 | g | |
カルシウム | 64 | mg |