2021年(令和3年) 6月27日(日)付紙面より
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数千人の人出で大盛況―。鶴岡市の鶴岡銀座商店街で26日、「第9回ぎんざパンまつり」が開かれ、商店街全体に市内のパン、スイーツ店など過去最多の19店が出店し、各店自慢の商品の販売に大勢の市民が訪れ、商店街がにぎわった。
鶴岡銀座商店街振興組合(阿部直人理事長)が2013年から年1回、気軽に立ち寄ってもらえる商店街づくりの一環で開催。アーケードのある4ブロックに分散する形で特設ブースを設けた。若い女性グループやカップル、子ども連れなどが訪れ、午前10時の開店を前に長い列ができるブースもあり、同組合の担当者は「出店数も多く、限定品の販売もあってか、例年の2000人を大幅に上回る人出」と驚いていた。
子ども連れで訪れた同市みどり町の庄司美鈴さん(37)は「初めて来ました。人が多くてびっくり。パンだけでなく商店街のいろんなお店も見ることができ楽しいです」と話し、商店街全体を歩いてお気に入りのピザやパンなどを購入した。山形市内からも2店が出店し、デニッシュなど300個用意した店は30分で完売。担当者は「2年ぶりの出店でしたが、こんなに多くの人が来るとは思わなかった。次回はもっと頑張ってたくさん持ってきます」と話していた。