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荘内日報ニュース


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2020年(令和2年) 10月10日(土)付け紙面より

鶴岡市長沼八栄島地区 デマンドタクシーテスト運行

 鶴岡市藤島庁舎は今月5日から10日までの6日間、長沼、八栄島両地区の住民を対象に、デマンドタクシーのテスト運行を行っている。来春から住民主体で本格運行する方針で、今回は利用者から運行ルートや時刻表、乗降場所などへの意見を聞き、課題を洗い出す。

 両地区では1993年3月に民間の路線バスが廃止され、その後、旧藤島町が2000年4月に導入した町営バスも03年3月に廃止。以来、路線バスの空白域となっている。

 藤島庁舎は住民の足を確保するため19年度から大東文化大(東京都)に委託し、デマンドタクシー導入の可能性を調査。今年6月の報告で「(09年1月から導入している)東栄地区と同程度の利用を確保できる」とされた。これを受け、7月21日には両地区自治振興会や町内会、市などで「長沼・八栄島地区地域公共交通検討委員会」(委員長・板垣吉徳上新田町内会長)を設立し、運行の在り方を検討してきた。

 これまでのところ、運行路線は1藤島・鶴岡方面(運行は月・水・金曜日)2三川町方面(運行は火曜日)3庄内町方面(運行は木曜日)―の3ルートを予定。小型タクシー(運転手を除く定員4人)を使い、前日までの予約制で、両地区住民の自宅と目的の乗降場所との間を1日3往復する。

 乗降場所は長沼3カ所、八栄島2カ所、藤島7カ所(藤島庁舎、スーパー、JR藤島駅など)、鶴岡7カ所(エスモール、荘内病院、市役所など)、三川町3カ所(イオンモールなど)、庄内町6カ所(庄内余目病院、スーパーなど)。申し込みが多い場合は台数を増やすなどして対応する。料金(片道)は、例えば長沼から乗る場合、長沼地区内200円、三川町300円、庄内町400円、藤島500円、鶴岡800円を予定。

 今回のテストは運行計画の方針に沿ったダイヤで運行し、希望した29人に無料で乗車してもらう。7日の藤島・鶴岡線第1便に乗り、Aコープふじしま店(藤島)で買い物した同市八色木の庭師、斎藤幸作さん(89)は「そろそろ免許返納を考えている。家族は日中、仕事で忙しく、送迎は頼みづらい。デマンドは料金が安く便利なので利用したい。ただ、帰り便まで待ち時間が2時間と長く、改善が必要」と話した。

 市藤島庁舎総務企画課によると、利用者へのアンケートを集計して課題を精査し、来月上旬ごろの第4回検討委員会で運行計画の素案をまとめる。同月下旬から12月上旬にかけ、検討委とほぼ同じメンバーでデマンドタクシーの運営主体となる仮称「長沼・八栄島地区地域公共交通運営協議会」を設立。運行計画をまとめ、来年2月ごろの市地域公共交通会議に諮り、承認を得た上で陸運局に運行を申請。同4―6月にも法令上の「実証試験」として本格運行を始める予定だ。

デマンドタクシーのテスト運行で、藤島のスーパーで買い物後、復路の車両に乗り込む参加者=7日、Aコープふじしま店前
デマンドタクシーのテスト運行で、藤島のスーパーで買い物後、復路の車両に乗り込む参加者=7日、Aコープふじしま店前



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