2010年(平成22年) 12月16日(木)付紙面より
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全国一斉に2011年用お年玉付き年賀はがきの引き受けが15日から始まった。庄内の各郵便局・郵便事業会社には、受け付けと同時に多くの人たちが投函(とうかん)に訪れていた。
この日、鶴岡市の鶴岡郵便局(堀川司局長)、郵便事業鶴岡支店(相川守由支店長)では、午前8時に年賀状の引き受けを開始。訪れた市民らが店内に設置された特設ポストに50枚、100枚の束になった年賀状を次々と投函していた。また、先着50人に来年のえと・卯(う)(ウサギ)の土鈴が贈られた。
同支店では今年、配達・区分の高校生などのアルバイト約200人を雇用。年末年始休みに入ると作業に加わり、元日配達に向けた「年賀態勢」が本格化する。管内では前年比0・9%減の278万4000枚を引き受け、同0・5%減の292万6000枚の配達を見込んでいる。
同支店では「元日に配達を希望される方は25日までの投函をお願いしている」と早めの投函を呼び掛けている。
2010年(平成22年) 12月16日(木)付紙面より
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鶴岡市馬場町の庄内赤川土地改良区(清和亮次理事長)で15日、「もちつきフェスティバル」が開かれ、近くのマリア幼稚園の園児たちも参加して、臼ときねでもちつきを楽しんだ。
「もちをついて元気をつけよう」と、新穀感謝祭と銘打って初めて企画。同幼稚園の年長、年中組の約90人、東北農政局赤川農業水利事業所や地元の町内会、同土地改良区の役員などの関係者ら合わせて約150人が参加した。
改良区事務所の玄関ホールに臼を置き、2回に分けて計10升をついた。園児たちは2人一組で役員と一緒に「よいしょ、よいしょ」の掛け声でもちをつき、みんなで丸める作業。かたくりの白い粉を手に付け、おにぎりを結ぶようにもちを丸め、最後はあんこときな粉でごちそうになった。
参加した園児は「もちに触ったら、柔らかくてあったかくて、とても気持ち良かった」と笑顔いっぱい。同土地改良区の担当者は「園児たちのにぎやかな声に、こちらが元気をもらった」と話していた。