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2011年(平成23年) 8月6日(土)付紙面より

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酒田港まつりに花添える 海自3艦艇を迎え6、7日一般公開

 酒田市の酒田北港古湊埠頭(ふとう)に入港した、海上自衛隊舞鶴基地(京都府)に所属する護衛艦「あまぎり」、舞鶴地方隊所属(同)のミサイル艇「はやぶさ」、掃海艇「ながしま」の歓迎式が5日午前、同埠頭で行われた。7日午後まで一般公開や体験航海が行われる。

 「あまぎり」は基準排水量は3500トン。全長137メートル、全幅14メートル。速力は30ノット。「はやぶさ」は基準排水量200トン。全長50メートル、全幅8メートルで、速力は40ノットを誇る。「ながしま」の基準排水量は490トン。全長58メートル、全幅9メートル、速力は14ノット。いずれも東日本大震災の際、現地に派遣され、行方不明者の捜索・救助、救援物資の輸送などの任務に従事した。

 3艦艇は今回、自衛隊山形地方協力本部による艦艇広報の一環で、同日からスタートした「酒田港まつり」に花を添えるために訪れた。

 歓迎式は、酒田飽海地区自衛隊協力会(会長・佐藤淳司酒田商工会議所会頭)の主催。佐藤会頭があいさつした後、艦長らに花束が送られた。乗組員を代表し、「あまぎり」の藤原幸孝艦長が「船の中や乗組員の生活ぶりを見てもらい、海上自衛隊の役割に理解を深めてもらいたい。乗組員も活気あふれるこの街で、英気を養うことができれば」と述べた。その後、出席者が艦内を見学した。

 体験航海はすでに受け付け終了、一般公開は6、7の両日、午前9時から同10時45分までと、午後1時半から同3時45分まで。

艦艇の前で行われた歓迎式に臨む乗組員たち=5日
艦艇の前で行われた歓迎式に臨む乗組員たち=5日


2011年(平成23年) 8月6日(土)付紙面より

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地域開発研究で協力合意 公益大と英国ティーズサイド大

 酒田市の東北公益文科大(黒田昌裕学長)と英国ティーズサイド大(グレアム・ヘンダーソン学長)は、地域開発に関する科学的研究の発展に役立てるため、協力して研究活動を推進することで合意、工藤教和副学長が英国を訪れて合意書に署名し締結した。合意書は5年間有効。両大学はその間、主に「社会的企業」を主な分野に、協力しながら研究を進めていく。

 テ大は、イングランド北東部の工業・港湾都市ミドルズブラ市と商業都市ダーリントン市にキャンパスがある総合大学。「未来学研究所」が設置されており、以前から社会的企業の研究を行っている。

 一方、公益大の「公益総合研究センター」は、文部科学省の私立大学学術研究高度化推進事業の指定を受けて「日本型公益ビジネスモデル創出のための先駆的研究」を2007年から、テ大「未来学研究所」との協力で行っている。

 そのため、同研究所代表のトニー・チャップマン教授が昨年、公益大を訪れた際に、これまでの背景を踏まえて両大学間の関係強化を図ることで意見が一致。合意書締結の準備を進めてきた。

 締結式は先月、ミドルズブラキャンパスで行われ、テ大のクリフ・ハードカッスル学長代理と工藤副学長が合意書にサインした。

 工藤副学長は「日本では地域課題を解決しようとすると、どうしても行政頼りになる。しかし行政に財政的余裕がなくなってきた。そのため公益ビジネスが重要になっている。さまざまなケースが考えられるが両大学で成功事例を蓄積、分析、情報交換し、日英の課題解決に役立てたい。今回の合意書締結は、そのきっかけになる」と話している。

締結した合意書を交わす工藤副学長(左)とハードカッスル学長代理=東北公益文科大提供
締結した合意書を交わす工藤副学長(左)とハードカッスル学長代理=東北公益文科大提供



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