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2013年(平成25年) 2月15日(金)付紙面より

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日本古来の音楽体験 朝三小 雅楽器に触れ演奏聴く

 鶴岡市立朝暘第三小学校(渡會晃校長、児童659人)で13日、「雅楽教室」が開かれ、児童たちは雅楽の生演奏を聴くなど、日本古来の音楽に触れた。

 同校では6年生の音楽の授業の一環で毎年、県内の神社職員などでつくる県祭祀楽研修会の協力で日本の古典音楽を学ぶ雅楽教室を開いている。この日は会員15人が同校を訪れ、6年生119人が参加した。

 初めに直垂(ひたたれ)姿の会員たちが、笙(しょう)や篳篥(ひちりき)をはじめ荘内神社に伝わる楽(がく)太鼓、鞨鼓(かっこ)、鉦鼓(しょうこ)など9種の雅楽器で「越天楽(えてんらく)」を披露。児童たちもリコーダーで同じ曲を演奏したり、国歌「君が代」を雅楽の演奏に合わせ斉唱した。その後、雅楽器の伴奏に合わせ、巫女(みこ)舞「豊栄(とよさか)の舞」や男性の舞「陵王」が厳かに舞われ、児童たちは古式ゆかしい音楽に聴き入っていた。演奏後、児童たちは直垂や千早(ちはや)を着せてもらったり、雅楽器を実際に鳴らしたりするなどして、日本の伝統を学んでいた。

 神林凌佑君(12)は「雅楽器の生演奏を聴いたのは初めてで、実際に触れることもできて楽しかった。音楽を通して昔の人の気持ちを少し知ることができたと思う」と話していた。

雅楽器に触れ、日本古来の音楽を学ぶ児童たち
雅楽器に触れ、日本古来の音楽を学ぶ児童たち



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