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2016年(平成28年) 1月17日(日)付紙面より

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本格的受験シーズン幕開け 志望校合格目指し庄内2会場に1052人

 本格的な受験シーズンの幕開けとなる2016年度の大学入試センター試験が、16日から始まった。県内では鶴岡市の鶴岡中央高と酒田市の東北公益文科大酒田キャンパスの庄内2会場を含め6試験場で実施。受験生たちは志望校への合格を目指し、答案用紙に向かった。試験は17日まで2日間の日程で行われ、庄内2会場で受験する志願者数は合わせて1052人となっている。

 16年度のセンター試験を利用する大学・短大数は850で過去最多。全国の志願者数は前年度比0・8%増の56万3767人。庄内2会場の志願者数は鶴岡中央高が638人、東北公益大が414人で、前年度より4人の減。

 試験初日の16日、県内6会場とも午前9時半から地理歴史・公民の試験が始まった。鶴岡中央高では午前8時前から保護者の車で送られた受験生たちが、玄関前に張り出された会場案内の看板で自分の教室の位置を確認し、緊張した様子で会場に入った。出迎えた高校の担当教師に声を掛けられ、ほっとした表情を見せる女子受験生の姿もあった。

 16日は地理歴史・公民、国語、外国語、英語のリスニング、17日は理科、数学の試験が行われる。

受験シーズンの本格的な幕開けとなる大学入試センター試験が始まった=16日午前9時10分ごろ、鶴岡中央高試験会場
受験シーズンの本格的な幕開けとなる大学入試センター試験が始まった=16日午前9時10分ごろ、鶴岡中央高試験会場


2016年(平成28年) 1月17日(日)付紙面より

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一年の無病息災祈る お札や松飾り浄火でたき上げ

 鶴岡市の荘内神社(石原純一宮司)で15日、「どんど焼き祭」が行われた。市民らが古いお札や正月用の松飾りなどを持ち込み、浄火で焼いて感謝を込めるとともに今年一年の無事平安や無病息災を祈った。

 どんど焼きは小正月の行事で、全国各地で行われている。同神社では小正月を締めくくる火祭りとして恒例となっており、市民らが訪れ、古くなった神棚やお守りなどを浄火でたき上げ、一年の無病息災などを祈る。門松が燃えて「どーん、どーん」と聞こえることがどんど焼きの名称の由来ともされる。今年は初めて「人形感謝祭」も行われ、市民らがひな人形や五月人形、花嫁人形などを持ち込み、感謝を込めて神事が行われた。

 この日は神社の参道に高さ、幅約3メートルの焼き場が設けられ、市民らが持ち込んだ松飾りや古いお札、縁起物のだるまなどが積み上げられた。午後5時ごろ、参拝客とともに「大祓詞(おおはらえのことば)」を読み上げながら浄火が付けられた。雪が降る中、火柱が燃え上がると、用意された縁起物のするめや昆布、餅を竹ざおの先に挟んで浄火であぶって食べ、御利益を願った。

 両親と訪れた朝暘四小3年の伊藤智哉君(9)は「高く火が上がって、顔を近づけると熱くてすごいと思った」と感想。「スポ少のバスケがもっとうまくなるように頑張りたい」と抱負を話していた。

古いお札や松飾りなどをたき上げ、参拝客が浄火であぶったするめなどを食べて無病息災を願った
古いお札や松飾りなどをたき上げ、参拝客が浄火であぶったするめなどを食べて無病息災を願った



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