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2016年(平成28年) 11月18日(金)付紙面より

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上郷小 車椅子体験 利用者の生活学ぶ

 鶴岡市の上郷小学校(松田裕可校長、児童99人)で16日、福祉学習が行われ、4年生17人が車椅子の体験などを通して車椅子利用者の生活を学んだ。

 思いやりや助け合いの気持ちを持って自他の生命を大切にしてもらおうと、毎年実施している。今年は初めて視覚障害の疑似体験なども行い、15、16の2日間にわたって学習した。

 16日は車椅子利用者の阿毛稔さん(62)と佐藤香奈さん(37)をはじめボランティアセンターなどから7人が訪問。児童たちはグループになって交互に車椅子に乗って校内を回り、高い所や重い扉、狭いトイレなど、日常生活の中にも車椅子利用者にとって不便な所が多いことを学んだ。

 鈴木健心君(10)は「学校内はバリアだらけだった。体験で他の人の手助けが必要なことが分かったので、車椅子の人を見掛けたら自分も助けてあげたい」と話していた。阿毛さん、佐藤さんは「バリアフリーが叫ばれているが町の中はバリアがいっぱい。手助けがあればバリアフリーになる。今日の体験を忘れず、今後も車椅子利用者に関わってほしい」と呼び掛けた。

上郷小の児童たちが車椅子体験を通して日常生活に潜む不便を学んだ
上郷小の児童たちが車椅子体験を通して日常生活に潜む不便を学んだ



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