2019年(平成31年) 4月12日(金)付紙面より
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出羽三山の門前町の鶴岡市羽黒町手向地区で13日夕、宿坊街通りに40基の提灯(ちょうちん)をともす「光の道(提灯ロード)」プロジェクトが行われる。随神門前で点灯式典を行い、その後に提灯ロードの誕生を祝い、羽黒山伏の先導で地区住民が宿坊街を練り歩く。今後は大型連休や花祭りなどの行事に合わせて提灯をともすという。
手向地区の新たな魅力づくりにしようと、手向まちなか提灯維持保全会(早坂眞一会長)と手向地区自治振興会(勝木正人会長)、出羽三山魅力発信協議会が同プロジェクトを企画。宝くじ助成や出羽三山神社の支援を受け、宿坊街の景観に合った提灯(縦70センチ、横45センチ)と木製の台座をそれぞれ40基製作。提灯には「月山 羽黒山 湯殿山 山伏の里」などと墨書されている。
出羽三山の花祭り、八朔祭、松例祭などの行事や、大勢の参拝者を迎える大型連休などにともして門前町の新たな魅力を創出していく。
13日は午後6時から、地区住民が参列し随神門前で点灯式典。その後、山伏の先導で提灯40基がともされた桜小路を練り歩き、手向地区地域活動センターで午後7時から提灯プロジェクト会議や祝賀会を行う。