2019年(令和1年) 9月7日(土)付紙面より
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三川町立みかわ保育園・幼稚園(佐藤俊明園長)の年長児48人が6日、同町横山のJA全農山形園芸産地拡大実証研修農場でミニトマトのもぎ取り体験を楽しんだ。
この日は長さ66メートルのハウスに入り、真っ赤なアンジェレを次々にもぎ取っては口の中に運んだ。松沢ますみちゃん(5)は自宅の庭でもトマトを栽培しているそうで「ハウスのトマトはおうちのと同じくらいおいしかった」。菅原千晴君(5)は「ラーメンと同じくらいトマトは好き」と口をモグモグさせていた。
次にパプリカのハウスを案内されたが、トマトで勢いがついたのか「パプリカもすぐ食べたーい」という園児が続出し、係員はタジタジ。「パプリカは炒めたり、煮たりした方がもっとおいしくなりますよ」と丁寧に説明した。
この体験会はJA全農山形が食育事業の一環として園児たちに食の大切さを肌で感じ、旬の農産物のおいしさを味わってもらおうと始めたもので今回が5年目。アンジェレ種は現在出荷のピークを迎えている。