2021年(令和3年) 6月15日(火)付紙面より
ツイート
鶴岡市と三川町の少年少女発明クラブの児童たちが12日、同市の山形県自動車販売店リサイクルセンター庄内事業所(伊藤純一所長)を訪問、ドライバーやレンチなどを使ってヘッドライトやドアを取り外すなど自動車の解体に挑戦。ものづくりの一端に触れた。
鶴岡少年少女発明クラブ(奥田満哉会長、メンバー20人)は、10年ほど前から地元企業で自動車解体体験を実施。近年は三川少年少女発明クラブも招待、クラブ間交流を図っている。
この日は鶴岡と三川合わせて30人が参加。同社社員による解体作業の様子を見学した後、児童たちは提供を受けた4台の解体に挑戦。目につくネジやボルトから取り外していき、ドアやバンパーなど大きな部品を外し大きな歓声を上げていた。
三川から参加した峯尾航輝君(12)=東郷小6年=は「力のいる作業だったが楽しかった。上手にできたと思う」と話していた。