2025年(令和7年) 5月7日(水)付紙面より
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致道館高校吹奏楽研究会(吹研、佐藤杏紗会長、会員57人)の第2回定期演奏会が5日、鶴岡市の荘銀タクト鶴岡で開かれた。2025年度全日本吹奏楽コンクール課題曲の勇壮なマーチ(行進曲)や、ダンスと演奏のステージなど趣向を凝らした演出で、会場を埋めた観客を魅了した。
会場には市民や中学、高校の吹奏楽部員、致道館高の前身で統合した鶴岡南、鶴岡北のOB、OGなど約900人が足を運びほぼ満席となった。
ステージは2部構成で、第1部は中高一貫校の致道館中学・高校の校歌演奏でスタート。本年度の全日本吹奏楽コンクール課題曲「マーチ『メモリーズ・リフレイン』」などを披露した。
第2部は、かつて東京ディズニーランドの夜を飾ったパレード「ディズニー・ファンティリュージョン!」の演奏に乗せ、ディズニーキャラクターの扮装をした1年生たちがダンスを披露。また、トロンボーンやサックスのソロ演奏、1960~70年代を代表するハードロックバンド「ディープ・パープル」のメドレー演奏なども行われ、趣向を凝らしたステージに来場者が大きな拍手を送った。
アンコールは鶴南吹研時代からの定番で、吹研OBの真島俊夫さん(1949~2016年)編曲の「宝島」を演奏。楽しく演奏する高校生たちの姿に観客も大いに沸いていた。