2025年(令和7年) 5月7日(水)付紙面より
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酒田市子どもまつりが5日、同市の日和山公園をメイン会場に開かれ、柔らかな日差しが降り注ぐ中、元気な子どもたちの歓声が青空に響いた。
次代を担う子どもたちの健全育成を目的に、市、市子ども会育成連合会(市子連)など計14機関・団体・企業が実行委員会(須田文男実行委員長)を組織し「子どもの日」に合わせ開催。71回目を迎えた今年は消防、警察、自衛隊による「働く車」乗車体験のほか、わんぱく相撲、遊びながら学べるジオパークコーナーといったイベントが目白押しで、大勢の家族連れが集まった。
このうち、市子連(齋藤学会長)が主催する魚のつかみ取り「ざっこしめ大会」には大勢の子どもたちが参加。特設プールに入った就学前の幼児たちは、「スタート」の合図で一斉に濡れるのも構わず金魚やフナを追いかけた。参加した酒田市東泉町四丁目の小笠原明里ちゃん(4)は「大きな魚が取れて楽しかった」と笑顔で話した。