2025年(令和7年) 5月14日(水)付紙面より
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庄内地域で活動するチアダンスクラブ「Shooting☆Stars(シューティング・スターズ)」(横田憂子代表)の11、12歳の6人で編成するチーム「BRIGHT(ブライト)」が、今月2―4日に米国フロリダ州のディズニーワールドリゾートで開催された世界大会「ザ・ダンス・サミット」で1位に輝いた。初の世界大会出場での栄冠に、メンバーたちは「この6人での最後の大会を思いっ切り楽しむことができた。それに優勝することもでき、とてもうれしい」と喜びに沸いている。
メンバーは▽小松柚葵(ゆずき)さん(12)=酒田三中1年▽渡邉璃珠羽(りずは)さん(12)=鶴岡二中1年▽横田りおなさん(12)=致道館中1年▽佐藤楠華(なな)さん(11)=櫛引西小6年▽矢口心晴(こはる)さん(11)=同▽飯野愛花(まなか)さん(11)=朝暘三小6年―の6人。
ブライトは日本の大会で優勝し、各国から強豪チームが集うチアダンスの本場・米国の世界大会「ザ・ダンス・サミット」で、ポンポンを手に持つ12歳以下で14人以下編成の部門に出場した。
同じ部門に出場した18チームによるセミファイナルを1位通過し、上位9チームのファイナルに進出した。ファイナルではミスがあってセミファイナルの得点は下回ったものの、動きのテクニックや振り付けなどが評価され、別のチームと同点優勝を飾った。
メンバーたちは「仲間と一緒にすごい経験ができた」「今まで応援してくれた皆さんに感謝を忘れず、これからもチアを頑張りたい」「世界の舞台に立つことができ、もっとチアが大好きになった」などと感想。キャプテンの小松さんは「海外の選手たちとの交流も良い経験になった。一緒に頑張ってきた6人で世界大会という最高の舞台に立てたこと、そして1位を取れたことが、とてもうれしい」と喜んだ。
チームのコーチも務める横田さんは「最高の結果を頂き、本当にうれしい。目標の最高の演技を披露することはできなかったが、全ての経験が一生の宝物となった。頑張ったメンバーをサポートしていただいた家族の皆さん、チームを応援していただいた全ての皆さんに感謝したい」と、メンバーの頑張りとともに周囲の支援に感謝を語った。