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2011年(平成23年) 10月22日(土)付紙面より

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谷川ワールドに浸る

 日本を代表する詩人・谷川俊太郎さんの朗読コンサートが20日、鶴岡市文化会館で開かれた。息子でピアノ奏者の谷川賢作さんや地元小学生なども出演し、詩の朗読と音楽のステージを繰り広げた。

 コンサートは、鶴岡市立図書館が2015年に創立100周年を迎えることから、多くの市民に詩をはじめとする文学や読書へ興味と関心を高めてもらおうと、市民有志が実行委員会(樋渡美智子委員長)を組織し企画した。

 この日は大勢の家族連れなどが集まり、会場は満員となった。ステージは2部構成で、第1部は地元の大山小6年生がステージに登場し、俊太郎さんの詩「ごあいさつ」「私たちの星」などを群読してコンサートが幕開けした。

 続いて俊太郎さんと賢作さん父子、俊太郎さんの現代詩を歌うグループ「Diva」ボーカルの高瀬“makoring”麻里子さん、コントラバス奏者の鳥越啓介さんの4人が詩と歌のステージを繰り広げた。俊太郎さんは「二十億光年の孤独」や「ぼくは言う」「ゆうぐれ」「みみをすます」など自作の詩を、ゆっくりと静かに語り、賢作さんたちは「かぼちゃ」「階段の上の子供」など俊太郎さんの詩を歌った。

 どこかユニークなものや寂しさを感じる詩、温かなほっとするような詩が次々と披露される中、聴衆は目を閉じて耳を澄ませ、詩の世界に浸っていた。

 第2部は鶴岡土曜会混声合唱団が「誰もしらない」など俊太郎さん作詞の歌を高らかに歌い上げた。

自作の詩を朗読する谷川俊太郎さん(右)。息子の賢作さん(左端)らとともに詩と歌のステージを繰り広げた
自作の詩を朗読する谷川俊太郎さん(右)。息子の賢作さん(左端)らとともに詩と歌のステージを繰り広げた



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