2016年(平成28年) 10月7日(金)付紙面より
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鶴岡市主催のかもしかクラブラリー大会が5日、同市の出羽庄内国際村で開かれた。市内から参加した親子が会場周辺の道路を歩き、横断歩道の渡り方など交通ルールを確認した。
市民の交通安全意識の高揚を図るとともにかもしかクラブ間の交流を目的として毎年開催している。この日は市内の幼稚園・保育園26園から来春小学校に入学する年長組の園児を中心に親子48組が参加した。
初めに同国際村ホールで鶴岡警察署交通課の新野利英課長が交通安全について講話。新野課長は「これからは夏と違って日没が早いので、帰宅時間を早めにしたり靴に反射材を付けたりするなど気を付けて」と保護者へ呼び掛け、子どもたちには「今日は交通安全について勉強して、事故に遭わないように注意して」と話した。続いて参加者たちは「手を上げて、右を見て左を見て、もう一度右を見て、手を下げて渡ります」とストップの約束や信号のルール、安全な手のつなぎ方「かもしかつなぎ」などを確認した。
同国際村周辺市街地で行われた歩行ラリーでは、参加した親子たちが「かもしかつなぎ」で手をつなぎ、ストップの約束を実践しながら歩いた。民田保育園年長組の渡部穂花ちゃん(5)は「ストップのお約束を守って歩きます」、母親の咲子さん(36)は「交通ルールをしっかりと守らせたいと思って参加した。ルールを確認しながら歩くことができて良かった」とそれぞれ話していた。
2016年(平成28年) 10月7日(金)付紙面より
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高校生と赤ちゃんの触れ合い交流事業「こんにちは赤ちゃん」が5日、鶴岡市の鶴岡南高校山添校(京谷伸一校長、生徒53人)で行われ、2年生たちが赤ちゃんとの触れ合いを通して命の大切さを学んだ。
高校生に赤ちゃんについての正しい知識を身に付けてもらうとともに命の大切さを理解してもらおうと市中央児童館(竹内裕一郎館長)が2009年度から毎年実施。13年度からは市内の高校でも開催している。
この日は2年生21人と市内の生後4カ月から1歳までの赤ちゃんと保護者14組が出席。生徒たちは初めにビデオや保健師による講義で生命の誕生などについて学習した後、実際に赤ちゃんと触れ合った。日頃触れ合う機会の少ない赤ちゃんを前に高校生たちは興味津々。首の据わらない赤ちゃんを恐る恐る抱っこしたり、ぐっすりと眠る様子を眺めたりして「かわいい」と笑顔で交流した。木村佑真君(17)は「抱っこした時、命が手の中にあると思うと緊張した」、佐々木満莉奈さん(16)は「重かったけどかわいかった。育児は大変そうだがやりがいがありそう」と話していた。