2017年(平成29年) 12月28日(木)付紙面より
ツイート
酒田市総合文化センターで、酒田凧(だこ)や鵜渡川原(うどがわら)人形などを集めた「正月行事展」が開かれ、来館者の目を楽しませている。
同センターを利用する団体・サークルの発表の場にしてもらおうと、市中央公民館が毎年この時期に開催している恒例の展示会。吹き抜けとなっているモール全体を使用し、酒田凧とかな書道、水引手工芸、鵜渡川原人形、市民が収集したこまを展示している。
このうち特に目を引いたのが酒田凧の数々。いずれも酒田凧保存会のメンバーが制作したもので、亀をモチーフにした約50枚もの凧で構成する連凧2組、独特な絵柄で人気の高い「武者凧」などがあり、館内は新春ムードいっぱいになった。来館者は中央付近で足を止め、連なる凧を見上げていた。
入場無料。同センターは29日(金)から来年1月3日(水)まで休館。展示は同9日(火)まで。